当館はお客様がごゆっくりとご滞在頂けますよう、伊香保で一番客室数の少ない4室のみ。
大きなホテル、旅館さんのような派手さは一切ございません。純和風の旅館さんとも異なります。
館主、女将を中心に少人数で運営している素朴な小さな宿です。
懐かしく、柔らかく、静かな空間と時間…でもどこか新しさがある宿。
お客様との距離感を大切にした小規模旅館ならではの「おもてなし」でお迎えいたします。
あかりの宿 おかべ
館主 岡部 克己 女将 岡部 晃子
History of Okabe
Season 1
開業当初のおかべです。現在とだいぶ異なりますが、外観の原型はご確認頂けると思います。
客室はスタンダードな和室で、浴場も改装前で、大幅に異なります。
現在の営業形態と異なり、団体、グループのお客様に多くご利用頂いておりました。
エントランスとロビー
当時のパンフレットです。
Season 2
個人のお客様を中心にした受け入れ体制に移行するにあたり、当時では珍しい和モダンの要素を取り入れた改装に着手いたしました。浴室は現在の檜風呂「木の香風呂」となりました。
灯りの宿をテーマにした、落ち着いた設えとなり、ロビーと談話スペースが完成いたしました。
Season 3
お客様が4回お越しになられても楽しめるよう、客室ごとにコンセプトの異なる、4つの客室へと改装いたしました。
いまほどリノベーションが注目されていない頃に、当時としては斬新なデザイナーズの要素を取り入れた大胆なリノベーションをいたしました。
「かぎろひ」 Before
「かぎろひ」 After
「夕星〜ゆうずつ」 Before
「夕星〜ゆうずつ」 After
「玉響〜たまゆら」 Before
「玉響〜たまゆら」 After
「花あかり」 After
外観
館内
Season 4
2022年9月5日（月）～2022年11月11日（金）に、外構工事、外壁塗装を実施いたしました。
これまでの柔らかい和モダンの要素を引き継ぎながら、引き締まった藍色の要素をもりこみ、どこか京町屋を思わせるような風情となりました。
Before
After
檜風呂「木の香風呂」の檜を新調いたしました。
談話室の奥手には、坪庭を配置し、光を取り入れた和の空間となりました。
伊香保の歴史は古く、万葉集の東歌の中に伊香保が歌われており、奈良時代の伊香保が考察できると言われています。
その歴史に比べて、おかべの歴史はとても浅いものですが、多くのお客様に支えられて、過去から現在へ繋いでまいりました。
この先も伊香保の歴史の一つとして、お客様と共に時を刻み、灯りを灯せていければと存じます。
